みのり(ゆりな/当時小学3年)
マリンバの先生のうちからかえってみのりがまりかちゃんにおんぶしてもらいました。
えりさが、
「バイバイ。」
といいました。
えりさは、かあさんと、いっしょにかあさんのおともだちをおくりにいくのです。
まりかちゃんがとをしめました。
わたしはまりかちゃんとエレベーターにのりました。
いいにおいがしました。
まりかちゃんはえれべーたーの[8]をおしました。
エレベーターはゆっくりうごきました。
わたしは、
(エレベーターがはやくうごくボタンてないがやろうか)
とおもいました。
いつもおもうことなのです。
やっとつきました。
まりかちゃんが、
みのりに、
「ねよったらベットにねかしておふとんかけちゃおきね おきちょったらたたせるきね。」
というとみのりはいそいでねたふりをしました。
わたしは
(かわいい)
とおもいました。
ピンポンとまりかちゃんがおしました。
わたしは、
「あたしがおそうとおもったのに。」
といいました。
パパがあけてくれました。
わたしは、
「みのがいまさっきねた。」
といいました。
わたしは、
(うそねやけど)
と思いました。
うちに上がってみのをねかせました。
くっしょんをみのりのあたまのところにおきました。
まりかちゃんは、
「みの、コアラさんのクッションすきやもんね。」
といいました。
みのは、しばらくねるふりをして、
あとでおきました。
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